情熱が失せる虚しさについて

「虚しさについて」の続きです。

この図は、心理学者のミハイ・チクセントが提唱した、自分のスキルと物事の難易度とやる気の関係を表したものです。


スキルが低く難易度が高ければ無気力に、どちらも低ければ無関心になり、スキルが高くて難易度が低ければ退屈に、どちらも高ければフロー状態になるということです。 


フローとは、物事に集中している状態で、望む結果が一番出やすい状態です。つまり、集中こそ成果に直結しているのですね。スピリチュアルでいう「今ここ」という表現や、「マインドフルネス」という状態が「フロー」にあたります。  


あなたは幼い頃、食べるのも寝るのも忘れて夢中になったことはなんですか? 


まず、情熱が失せる虚しさは、「あの日、夢中になったこと」を忘れているからです。


そして、情熱は、人から与えられないものです。


情熱は、自分の中からしか出てこないものです。


情熱はなくなることはありません。


情熱がないという人は、眠っているだけなのです。


だから、目覚めさせてあげないといけません。


それを今、年齢に関係なく、もう一度やることです。  




私は、幼い頃から自分を出したら嫌われると思っていたので、親友と呼べる友達がいませんでした。その私は、モンチッチが自分の本当を話せる相手でした。鍵っ子だった私は、母の帰りを待つ間、ずっとモンチッチに自分の本当を話していました。


私が夢中になった時間は、母の帰りを忘れさせてくれました。 


50もとうに過ぎた私は、恥じることなく、今でも辛い時は、モンチッチに話していますよ。


それを教えてくれたのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督・ロバート・ゼメキスでした。


そして私は、15年前、コピーライターとしてヒット作を生みました。


最近は、自分の本当を言える人ができたので、モンチッチの出番は減っていますけど。 


 さぁ、あなたが夢中になったことはなんでしたか? 


 もう一度それをやってくださいね。 


 では、次回に続きます。 


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