いまさらやめれないからやる。
いまさらできないからやらない。
そうすると結局損をするというお話。
すでに払ったコストに気を取られて、
合理的判断ができなくなる心理効果を
サンクコスト効果といいます。
ここでいう合理的な判断とは、
無駄のない判断のことです。
私の実例でいうと、
11月にアメリカにいく予定でした。
が、断りました。
すでに全額払っているので、
キャンセル料を取られて
戻ってきた額は13万ほど。
で、行動の判断をする際は、
過去を気にしない。
未来の機会を判断基準にすると
サンクコスト効果に惑わされず
判断できます。
過去を気にしないとは、
過去にとらわれず、
常に白紙の状態で考えることです。
最初に戻れるならどうするか?
自分に問いかけることです。
未来の機会を
判断基準にするとは、
これから逃してしまう
機会を基準に判断することです。
たとえば、仕事を休んだ場合、
逃してしまう機会は給料ですね。
反対に仕事に行った場合、
逃してしまう機会は
プライベートな時間です。
1つの選択をするために、
逃してしまう機会にも目を向け、
どちらが自分にとってより有益かを
出来事の都度、意思決定します。
私の実例の場合、
料金を支払う前に戻れるとしたら、
そのアメリカ行きに参加するか?
を自問しました。
答えが「ノー」だったので、
そこに費やす時間の価値はない、
ということです。
結果、払った額以上の価値のある
別のモノが手に入りました。
「もったいないから」と思い
行っていたらとしたら、
もったいない事が起こるのは必然です。
いまさらという感情は、
プラスよりマイナスになるからです。
今更できないことを、
今更やればうまくいくのは、
サンクコスト効果のせいです。
忘れ物は思い出したら、
今更戻って取りに行こうね。
ヤマモトマユミ
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