心を配るから心配なのです

奈良公園


心配と不安、似たようなものです。


明確に言語化するなら、不安は自分の先行きをひとり思い悩むもので、心配というのは、相手のことを気遣って、相手の不本意である状態をどうしたものか、という状態じゃないかなと思います。



心配性の人は、優しいんですよ、実は。


でも、自分をないがしろにして相手のことばっかり考えないようにしないといけないですね。



幸せを願うための心配であれば、信頼してあげることです。


失敗しないための心配なら、手伝ってあげたらいいです。



相手にしかできないことなら、失敗への心配は失敗を願っているということですから、心配する側に「信頼」できない何かがないか、今一度、自分を見つめ直す機会です。



自分にしかできないことと、相手にしかできないことをわけて考えてください。


そして、相手の問題を自分の問題にすることが優しさではありません。


相手のできることを取り上げることも優しさではありません。


やるやらないは相手次第です。


ゴール設定を作ってあげましょう。


足らないところを補ってあげましょう。


ケアじゃなくてフォローしてあげましょう。


あなたの中に発生した相手への「心配」「気がかり」「気遣い」は、ちゃんと相手に届けましょう。 


相手を思う気持ちのやりとり、それがコミュニケーションです。 



ヤマモトマユミのロジカルシンキング

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